将来的に求人誌に掲載するため、事前に用意していた応募要項(文章)に、少々手を加えさえすればよいと思っていた。
しかし、それでなくともスタッフ数が多く、掲載写真点数の多くなるフード事業部の事業内容ページ、採用情報ページの社員応募要項&アルバイト情報とのビジュアル的バランスを考えれば、多勢に無勢とはいえ、そうせざる得なかった。
今なら滑り込みセーフ。
ギリ間に合うという瀬戸際で、当初の方針を覆し、採用情報に関するエンタメ事業部の写真掲載を決断した。
ひょっとしたら、こういったことも往生際が悪いというのかもしれない。
ともあれ、柔軟な発想とフットワークの軽さが自慢の我がエンタメ事業部だけあって、なんらの躊躇も無く、即時理解と協力とを得ることができた。

採用情報・エンタメ事業部応募要項掲載写真

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写りたがり飯塚チーフのポーズに皆ドン引きしているという説
写りたがり飯塚チーフのポーズに皆ドン引きしているという説

カットに関しては、時間的余裕がなかったことはもとより、通常業務に関しては、圧倒的に関係協力会社先で行っており、その作業風景から、当社独自の、いわゆる、企業秘密が漏洩してしまう可能性も否めないことから、すべて恵比寿本社でのイメージカットとした。
そして、なにより我が事業部の雰囲気が伝わるものが望ましいということになった。
全てがイメージカットということもあり、一枚の写真に如何にも芳しく映り込まなくてはならないため、普段とらないような姿勢や不自然なポーズが要求され、ま、ポーズに関しては自然か否かというより、板に付いていないというだけの話でもあるのだが、いずれにせよ、不慣れ且つ手早く撮影した割には、メンバー夫々が抱いている普段のエンタメ事業部の雰囲気が伝わるような写真を撮ることができたと満足している。
ということで、写真の取捨選択は皆無。
右から左へと、余りにもスムーズに製作会社への提出に至った。
産地直送!
マスコミでいうところの「撮って出し」とはこのこと。
撮影は、前出の斉藤さん、そして、本社勤務という理由から中澤姉さんにもお願いした。
片や斉藤さんは、「撮ります」と、口にはするも、被写体に取り繕う間を与えず、ここでもまた瞬撮を披露するというスタイル。
片や中澤姉さんは、「はい、撮りました」と、被写体に取り繕うという概念すら与えず、何時の間にかに撮影していたというスタイル。

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社長をお招きしての月例ミーティング風景未掲載画像

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油断して然るべき休憩中風景を
黙して撮影する中澤姉さんの目的とは一体?

被写体にしてみれば、撮影日が伝えられず、その時点で、既に抜き打ちといった趣があったのだが、その事前のお知らせからの入念なお洒落とは無関係にも、撮影スタイルの違いこそあれ、撮影者二人の個性事情から、正に普段どおり、飾り気なし、等身大の、まんまエンタメ事業部を写すことができたともいえよう。
今日現在、我が事業部では、社員募集をしていないことで、この普段通りの我々が、まんまHPに掲載されたことが、当社リクルート事情にとって凶と出るか吉と出るかは、これから先、そう、未来のみぞしるところとなった・・・

DSC_0001「もう撮った・・・なんで?」と、無意味な撮影を黙して
勝手にしていた中澤姉さんに遺憾の意を表明し、一瞬、
体格差に物を言わせ、勢い飛び掛ってやろうとも考えたが、
返り討にあいそうな気もし、その上、二の句も継げず、茫然自失、
ただ立ち尽くすだけの木偶の棒となってしまった筆者・高橋。

DSC_0002
高橋の遺憾の意をガン無視し、二人がポーズをとる前に、
またまた黙して勝手に撮影を始めていた中澤姉さんに対し、
「マジですか!?」と、新人ながら流石に苦笑を浮かべ
苦言を呈していた酒井をも撮影し続けるという
戦場カメラマンも奇想驚くに違いない中澤姉さんとは?
このようにHP掲載用として、使える筈などないような
写真を撮りまくるその中澤姉さんに、
ふざけているようなところが一切感じられないので、
その謎は益々度合いを深めるばかり。
そして、こちらはただただ首を傾げるばかり。