夕方、エンタメ業務での外出から帰社。
荷を下ろし、ちょっとした事務仕事の後、返す刀でまた外出。
月末繁忙期
今日が最終日だ。
ラストスパートのため、最後の外出を前に、栄養ドリンクを買いに近くのコンビニへ。
すると、JR恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスに延びる動く歩道=スカイウォークの出入口からJRの線路を跨ぐ形で架かるアメリカ橋の袂の角を利用して造られた花壇に、ずいと首を伸ばしていた植物が目に留まった。

つくし

通勤のみならず、外出でも頻繁に通る場所だけに、これまで気付くことがなかったとは、幾ら忙しかったとはいえ、心に余裕がなかった証拠であり、その心の余裕のなさは、人に楽しさを提供するエンタメ事業に関わる人間として、実にお粗末な話だと反省した。
そして、先日、藤沢六会でもそうしたように、その可愛らしい姿をスマホカメラに収めた。
すると、シャッターを切る刹那、アメリカ橋を渡って来る、殺気を帯びた物体が、構えたスマホにフレームインしてきたのだった。

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凄まじい勢いだ!?
きっと、さっきの私以上に心に余裕のない人物に違いない。
芳しくないね~
春だというのに。
それがどのような人物なのか、特に知りたかった訳でもなかったが、花壇になっている角を曲がり、ずいとコチラに接近してくることが分かったので、自然と顔を上げ、何の気なしに見てみれば、何とそれは・・・
 

中澤姉さん!?

 
別に恵比寿本社の目と鼻の先でのことだったので、遭遇するのも何ら不自然なことではなかったが、その気迫溢れる長足な地歩に驚かされた。
そして、更に驚かされたのは、花壇の前に屈み込む私を見付け、「何やってんですか?」と、問いかけたにも拘らず、その返しを待たず、即ち足を止めるどころろか、減速すらもせず、寧ろ線路沿いに本社前まで延びる急な下り坂での加速により、更なる勢いで、あっという間に去っていったのだった。
心に余裕がないのではない。
平素の中澤姉さんそのもの。

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恵比寿のつくしを撮っているんですよ!
グングン遠ざかる背中に、心の中で返答した。

以上
蛇に睨まれた蛙になる暇も与えられなかった高橋でした!
春の足音が聞こえてきた昨今、よく知った人の足音で、まさか肌寒くなるとはね。