最後の晩餐
二日目のクライアントとのディナー。
龍見社長ご自身で選定、ご予約されていた
シーフードレストラン『Nude Seafood』。

シンガポールを象徴するエリアにして、
学生時代ボート部で腕を鳴らしていた
社長だからこそアゲアゲにならざる得ない
湾に面した「マリーナベイ」に聳え立つ、
インテリジェンスビルにあるシックな店。

朽ちかけ、色褪せたレンガが
随所に鏤められていた土壁には、
たまたまなのか意図的なのか、
まるで心霊写真に写り込んだ
この世のものとは思えない
うらめしいヒトの顔の如く、
シーフードレストランだけあって、
見ようによっては、鮪か鰹か、
回遊魚のシルエットが
彫り込まれているような気が・・・

そんな勘繰りをついぞ働かせてしまう
アート感溢れる壁際、即ち一番奥の
特等席を陣取ることが出来ました!
やった~

Nude Seafood
それにしても、
その店名を耳にしたとき、
真っ先に、素っ裸で魚介類を
フォークとナイフで切り刻む
ヒトの群れを思い浮かべましたが、
Nudeには、
「草木のない、装飾のない」
という意味もあるそうなので、
きっとそういった赴きの屋号に
違いないのだろう。

事実、店内には従業員、利用客共に、
私、営企室高橋が期待していたような
あられもない姿のヒトは
一人も見当たりませんでした。
う~ん残念!