なにやらあれやこれやと、それなりの生き物と暮らしているエンタメ高橋です。
その中に、二匹のスポッテット・ガー ・パイクがいます。
生まれてから然程月日の経っていないものを買ってきたので、飼育歴と年齢とは近似している筈。
残念なのは、それが何時のことだったかを失念してしまっていること。
日記を書く習慣はあるが、アフターサービス終了後、ワープロの故障と共に、まるで太古の花や葉っぱ、小虫が琥珀の中に封じ込まれたままになってしまったかのように、その頃に紡いだ日記は、フロッピーディスクの中で永の眠りに就き、外界とはすっかり隔たりを持ってしまったことから、今となっては調べようもない。
推定13~14歳といったところか。
老いて来たと感じることもあるが、まだまだ元気だ。
といっても、急速な進化を嫌い、悠久の時を緩やかに生き抜いてきたこの手の古代魚は、慌ただしく泳ぎ回ることもないので、元気だといっても、よく餌を食べるということくらいでしか判断のしようもないのだが、何といっても、その時計の針を止めてしまうかのような、まったり感が最大の魅力といえる。

ガー ・パイク
長い付き合いになるアクアショップの店長から、素人にしてはよく長生きさせているとのお褒めの言葉を賜っていることに気をよくし、大した世話など焼いている訳でもないが、これからも飼い主として、最低限のことはするので、互いに末永く元気に暮らしていきたいなどとは思ったりしている。
但し、数年に一度くらいは、清掃の際、水槽に手を入れた途端、餌が投げ入れられたのかと早合点、入れ食い状態にもほどがあるだろというほど、魚はおろか甲殻類も獲って食べるだけのことはある鋭い歯と強い顎に物を言わせ、勢いワニよろしく噛みついてくることがあるので、流石にこのときばかりは痛みにカッとなり、窓の外にでもぶん投げてやりたくなることもあるとかないとか。
飼い犬に手を噛まれる

untitled
そんな言葉もあるくらいなので、ペットを飼っていらっしゃる方は、是非ともお気をつけください。
況や人間をや。
それではまた・・・