なにやらあれやこれやと、それなりの生き物と暮らしている営企室高橋です。
その中にミシシッピーアカミミガメ(幼名ミドリガメ)がいます。

コヤツの所有物は、夏場に甲羅干しを楽しむためのレンガブロックが一つ。

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ケースは強烈な日差しに長時間晒されるため、劣化が早く、これまで3年に一度くらいは割れてしまい、買い替えを余儀なくされています。
小さな頃は水槽で飼育していました。
しかし、成長に伴い、単純に手狭になったことと、コヤツの住居として相応しい大きさの水槽となると、とてもじゃないが重くて、まず一人で動かすことなど出来得ないのです。
そうなると、そう簡単には日光浴をさせてあげられなくなってしまい、コヤツの健康上芳しくないことから、買い替えを強いられても軽くて持ち運び容易なプラスティック製の衣装ケースを住居とすることが望ましい訳です。

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因みに、カメは変温動物なので、日光に当たることで体温が上昇、代謝が上がります。
そして、日光の中の紫外線を浴びることで、カルシウムが消化吸収され、体内でビタミンDの生成を可能にし、頑丈な骨や甲羅を形成しているというのです。
更には、体表を直射日光で殺菌することにより、皮膚病予防、また、甲羅への藻の発生を予防しているというのです。

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卑しいまでの食いしん坊
鵜の目鷹の目ミシシッピーアカミミガメの目
引きます!
人の気配がすると餌が貰えるんじゃないかと、こちらの動向を窺うその目はとても怖い。
そして、その視線を無視したときの復讐とも思える餌くれアピールはもっと怖い。
どったんばったんケースの中で暴れまくるのです。
その暴れっぷりときたら、マンションの隣人から苦言を呈されたことがあるくらいですから、なかなかのもの。
というか、苦言以前に飼い主たる同居の私だって煩くて困ります。

始末屋
それでも、飼育していた大抵のペットの亡骸を平らげてくれるという、如何にも自然の理に則った役目を担ってくれているとも思えば、それなりの生き物が暮らす我が家になくてはならない頼もしい存在ともいえるのです。

居候三杯目にはそっと出す
捨てられそうになっていたところを貰い受けてきたのだが、コヤツにはそうした事情がまるで理解できていないようなのです。
寧ろ自身の境遇を嘆くより、情に絆されてしまった私に悔恨の念を抱かせることによって、弱肉強食が基とされる生物の世界、自然界の理、地球の常識といった教訓を叩き込むため、我が家のエンゲル係数を無視し、今日もまたエゲツナイまでの食欲を披歴しているかのように感じられてなりません。
浦島さんの竜宮城、乙姫様の話など、昔話というより、ただの嘘八百にしか聞こえなくなりました。

ということで、どうか皆さん、ある日突然、私が無断で出社しなくなった日が来たとしたら、こう思ってください。
ブログで紹介されていた、あのエゲツナイまでに食欲旺盛なミシシッピーアカミミガメに・・・・・・

それではまた・・・
お目に掛かれることを信じて!