一昨日の日曜日、お花をやっている友人の個展に
お招きいただき、そそくさと出掛けて参りました!

お花といっても、生け花ばかりがずらり整然と
並べられているだけの、お教室の発表会的なものではなく、
3名の絵画作家、1名の紙細工作家とのコラボレーション。

世にも珍しいジャンルの取り合わせなので、
つけたタイトルが『想定外展』とのこと。
言い得て妙~

因みに、友人は聞きしに勝る名門○○流の看板の下、
日頃きちんと修行を積んでいる身の上。
それだけに斯様に想定外な個展を企画するに当たっては、
直系のお師匠様にご相談申し上げ、許可を得てのことと。
ちゃんとしてるな~

東京メトロ銀座線稲荷町駅徒歩5~6分
寺と墓の多い閑散とした住宅街の一角
会場は、時代を感じさせる佇まいの
古民家ギャラリー『心(シン)』

この古民家ギャラリー自体が芸術作品のようで
ありながらも、自らが積極的に主張しない趣が、
何とも居心地のよい空間を造り出していました。

そういう意味では、「想定外」とは、既にギャラリーが
厳と保有していたもののようにも感じられてならなかった。

ここ最近続いたちょっと早い夏日から、
ぐっと気温の下がったこの日。
何故か集い合った5名の作家それぞれの個性が織り成す空間に、
そして、静寂に包まれた町、古民家ギャラリーの夕刻に、
暫し時の流れを忘れ、すっかり癒されてしまいました!

以上、癒しより卑しいが板についている営企室高橋でした!