なにやらあれやこれやと、それなりの生き物と暮らしている営企室高橋です。
その中にミシシッピーアカミミガメ(幼名ミドリガメ)がいます。

以前にも紹介したヤツです。
コヤツの所有物は、相変わらず、夏場に甲羅干しを楽しむためのレンガブロックが一つ。

カメは変温動物なので、日光に当たることで体温が上昇、代謝が上がり、日光の中の紫外線を浴びることで、カルシウムが消化吸収され、体内でビタミンDの生成を可能にし、頑丈な骨や甲羅を形成し、更に、体表を直射日光で殺菌することにより、皮膚病予防、また、甲羅への藻の発生を予防しているという話も紹介しました。

そんなこんなで、夏場はベランダにて、思う存分日光浴させてあげられるのですが、冬場は冬眠に失敗すると、死んでしまうというリスクが高いことから、日中の気温18度を境に、上回ればベランダ、下回れば室内で飼育しています。

季節の変わり目などの微妙な時期は、温度計と相談し、短時間だけでも、なるべくベランダに出してやるようにしています。

それでも、ガチ寒い、今時分のような季節は、電球の光を当ててやり、擬似日光浴をさせます。

勘違い!

これが結構簡単に引っかかります。
室内とはいえ、夜であっても夏などに比べますと、十二分に寒い訳ですし、そもそも単なる照明としての電球なので、件の紫外線も含まれていなければ、当然、殺菌効果もありませんので、気の毒な気もするでしょうが、この日光浴と勘違いした、蕩ける目を見れば、これはこれで精神衛生的に効果的なのではないかと思うところです。
きっと、キアヌ・リーブス主演、大ヒット映画『マトリックス』などは、これと同じような着想のような気がしてきます。

バーチャルリアルティ

私はとっくに、夢現の境が分からなくなっています。

それではまた・・・